ゆるりと独学中国語

中国語の文法や台湾について発信しています。

【中国語発音】①中国語”普通語・簡体字・繁体字”について

今日は中国語について簡単にお話ししたいと思います。

 

 

中国語にも標準語があるの?

中国語にも日本語と同じように標準語があり、これを“普通话pǔtōnghuà”と言います。学校ではこの普通话を勉強します。

わたしは日本の大学では北京出身の(訛りがないと思われる)先生に普通话で中国語を学び、台湾では台湾訛りの入った普通话で学びました。訛りといっても全く違う言葉というわけではなく、日本でいうと関西弁のような感じで、発音の仕方や使う言葉が少し違っていたりします。この2つを比べると、わたしは台湾の中国語のほうが日本人は発音しやすいなぁと感じました。

 

 

方言は全然違う言葉!?

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台湾には“台湾語”と言われる方言もあり、これは日本でいう沖縄方言くらい違うもの(だと思っています…)。普通话を勉強しただけではこの方言は理解できないもので、初めて台湾語を聞いたときは他の言語を話しているのかと思うくらいでした(笑)。中国には台湾語の他にも広東語や上海語などたくさんの方言があり、中国の人でも他の地域の方言はわからないと言ってるくらい違います。

 

わたしは友達に「台湾へ行ったら台湾語を勉強するの?」と聞かれることがありましたが、普通话しか勉強しないので台湾語は挨拶程度しか話せません(笑)。挨拶だけでも台湾語を話すと喜んでもらえたので、「リーホー(こんにちは)」とか「パイセ(すみません)」くらいは覚えててもいいかなと思います。

ちなみに、台湾で台湾語を使っているのはお年寄りの方がほとんどで、若い人は聞き取れるけど完璧には話せないという人が多かった印象です。

 

 

漢字は2種類もある!

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中国語の漢字には“简体字 jiǎntǐzì”と“繁体字fántǐzì”の2種類があります。

繁体字は台湾や香港、マカオで使用されている漢字で、わたしは台湾では繁体字を学び、日本の大学では简体字を学びました。

繁体字のほうが日本の漢字に近く、日本人にとっては覚えやすいかもしれません。ただ、简体字は旧字体を簡単にしたものになるので、字数が少ない分、覚えたら書くときは楽だと思います。

 

 

 

 

このブログでは、简体字を使った普通话で説明したいと思います(^-^)